「 7F」を訪問してみた! 広大なスペースに年中無休でコワーキングできる場所!


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埼玉県のさいたま市を構成する10区の1つ「大宮区」。

かつては、宿場町・門前町としての歴史があり、現在は東北地方と信越地方を結ぶ鉄道の分岐点にもなっています。14の路線が乗り入れる日本でも有数のターミナル駅「大宮駅」前に、今回ご紹介するコワーキングスペース「7F」さんがあります。

「7F」代表の星野さんに、訪問取材をさせて頂きましたので早速ご紹介いたします!

「コワーキングスペース」を始められた「きっかけ」とは?

「コワーキングスペース」というキーワードに出会ったのは、もともとITの仕事で知り合いだった河村さんが「下北沢オープンソースCafe」を開いて、そのイベントに参加したことがキッカケでした。

ただ、当時は「面白いことやってるなぁ…」くらいにしか思っていませんでした。

それから、1~2年くらいの間で私の友人・知人の中にコワーキングスペースを始める人が増えてきたのですが、それでも自分がスペースを運営しようとは考えてなかったんです。

ところが、当時使っていたオフィスが、元々廃校になった中学校をリノベーションしたオフィスだったのですが、震災の影響で耐震規制が入り建て壊すことになったんです。そのため、別のオフィスを探すことになり、タイミング的にオフィス移転とともにコワーキングスペースを始めることを考えました。

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いつかは自分の生まれ育った埼玉県さいたま市に、ビジネスという形で戻りたいとは思っていたのですが、そのタイミングはもっと先だと考えてました。

しかし、このタイミングでさいたま市に、今までのIT事業に加えて、コワーキングスペース事業も始める形で戻れば…、さいたま市にコワーキングスペースがまだ無かったので、自分の生まれ育った地元の地域で新しい業態を最初に始める事ができると思いました。

こういうタイミングは、人生の中でそう何度もないだろうと思ったのです。

 

 スペースの場所を「大宮」にした理由とは?

コワーキングスペースを始める前に、すでに30箇所前後のコワーキングスペースを訪問していたので、自分の中で「こうすれば収支を合わせることが出来て上手くいくだろう」という「ある法則」を作っていました。

例えば、大宮駅の乗降車数は、周辺の駅よりも遥かに人の数が多いです。

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これは、大宮駅が基幹駅となっているわけですが、どの地域においてもこのような周辺駅よりも人が多い基幹駅の近く(徒歩5分圏内)であれば、自然とスペースに訪れる人は増えるはずです。ここで、目安として、周辺の駅より1日の乗り入れ乗降車数が2倍以上ある駅を基幹駅として、自分の中で決めました。

さらに、スペースの広さが最低でも60平米以上あれば、月額会員さんを確保しつつイベントの開催なども可能になるので、収益も含めて運営が上手くいきやすいと考えました。私の場合は、結果として215平米の広さを用意しました。

このような法則を元にリサーチした結果、コワーキングスペース運営の候補地として「東京の池袋駅」「埼玉の大宮駅」「千葉の柏駅」の3つをピックアップしたんです。さらに、都市型スペースとして「池袋」、郊外型スペースとして「千葉の柏」「埼玉の大宮」というように分けました。

ただ、郊外型スペースとしてやるなら、地元の埼玉県が良いと思っていたので、実質的には「池袋」か「大宮」のどちらにするかで悩んでいたんです。そこで、埼玉でのビジネス展開をまだ経験していなかったので、起業した当初に知り合った友人でデザイナーの北村さんの紹介で「大宮コン」という街コンを主催している栗原さんとお話をする機会を頂きました。

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栗原さんと会って話をすると、栗原さんがビルオーナーであり商店街の商店会長もしていることが分かり、同じ30歳代で地元貢献の想いも近かったので、栗原さんのビルの空きフロアを会社として賃貸借契約で借りて、コワーキングスペースを始めることになったのです。

 

 現在の「客層」はどんな人?

私が見る限り、IT系の方が4割、学生や地域に根付いた活動をされている方が3割、士業や建築・脚本家などが2割、出張者の方が1割という感じでしょうか。

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最近だと、家庭教師の方がこのスペースを使って教えているケースもあり、各家庭へ訪問するよりも集中的に複数の子供たちを教えられるので良いのかな…と思ってます。

年齢層としては、平均すると30歳前後の方が多くて、男性の割合が多いと感じてます。
もちろん、イベントなどを開催すれば、男女共に来られますが…。

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 最初に想定していた事と「違ったなぁ〜」と感じる点は?

コワーキングスペースを始めるにあたり、北海道から九州までおよそ30箇所くらいのスペース運営者の方とお話をさせてもらいました。

そのほとんどの方から、最初の3カ月くらいは人が来ないだろう…と聞いていたので、細かい備品や入退室管理システムなどは後から揃えていこうと考えていたんです。

ところが、嬉しい誤算なんですけど結果的には初月から700人を超えまして、その対応に追われ、いろいろ準備不足のまま進めなければいけなくなりました。月額利用者の方も含めて、最初は現金でのやり取りになっていたんです。

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今でこそ、口座引き落としやクレジット決済などを用意していますが、それでも若干…現金でのやり取りをされている方もまだおられます。

初月から好調だった点として、オープン前から、商店街に挨拶に行ったり、市役所などの行政にも事前に挨拶に行ったり、周辺の企業にも人づてで繋がった会社とは連絡を取っていました。

また、立地決めから作っている過程の様子を、ブログ記事やYouTube動画、FacebookやTwitterなどでオープン前から情報発信をしていたり、事前に地元へアプローチすることが出来た点が大きかったのでは?と思っています。

コワーキングスペースをオープンした直後は、運営者として中にいる時間が増えるので、外に出るタイミングとしては、「オープン前」と「安定した後」だと思います。なので、オープン前に内装工事などと同時並行して、外に向けての準備として色々と動いたことが初月から人が来てくれた要因の一つだとは思います。

大宮駅周辺に図書館や公民館のようなコミュニティ施設が無いので、地元の方から「待ち望まれた場所」としてスタート出来たのは良かったと思っています。

 

 どのようなイベントを開催していますか?

現在、様々なイベントを実施していますが、定期的に行っているイベントとしては…、まず、

I love SAITAMA」があります。

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自分たちの街をどのように良くしていくか?という意見交換や、大宮にはお土産の定番品というのが無いので名産品となるものを作ろう!とか、道路を通行止めにして本格的なお祭りを実施したりなど…、埼玉を盛り上げていこう!というプロジェクトの企画などでスペースを利用して頂いてます。

 

また、7Fのスペースを利用しての「昼食会」も、定期的に行っています。

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どちらのイベントも、地元の方が多く参加されています。

業種もカメラマン、サラリーマン、商店街の人、接骨院、英会話教室を運営されている人など、学生からシニア層まで非常に幅広い方が集まっています。

 

それと、「7F交流会」を月の最終週に開催しています。

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会員の方には、こちら側で飲食代を負担して、会員でない方は有料で参加するカタチをとっていますが、よくスペースを利用されている人でも、この交流会で初めて出会う人も少なくありません。

 

さらに、今後は「7F大学」と称して、勉強会などのスクール事業を始めたいと思っています。

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「7F」の会員さんは無料で参加できるようにして、現状の会員特典の付加価値をさらに高めていければと考えているんです。また、自分の得意分野を活かしたセミナーなども、講師料をお支払いして開催して頂いたりするようなことも良いと感じています。

7F大学の考え方や仕組みは、名古屋で「タスクール」というコワーキングスペースを運営している渡邉さんから話を聞いて、仕組みが上手いなぁと思って参考にしました。

 

訪問してみた感想!

コワーキングスペース「7F」では、全国30箇所のスペースを周った時に「良い」と感じた部分を積極的に取り入れられていました。

例えば、子供連れなどに人気の高い「畳」スペースや、集中して作業をしたい人向けの「個室ブース」、大きなサイズを活かした卓球台など。利用するユーザーに合わせて、柔軟に使い方を変化させられるのは居心地が良いなぁと感じました。

また、代表の星野さんが忙しくされていても、それを支えるスタッフの温かい支援を見ていると、利用ユーザーはもちろんのこと、スタッフのみなさんにとっても居心地の良いスペースになっているんだなぁと実感しました。

この相乗効果によって、「もう一度来たくなる場所」になっているのでは?と思います。

 

今回、取材させて頂いた代表の「星野」さん

【 OFFICE 7F代表の「星野」さん 】

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<読者の方へ>

こんにちは!

コワーキングスペース7Fの運営代表者で、株式会社コミュニティコム代表取締役の星野邦敏です。

コワーキングスペース7Fは、埼玉県地域に根付いたコワーキングスペースを目指して、

(1)自己成長(就労支援や起業したい人や、何かやりたい人を応援)
(2)子育て支援
(3)街の活性化(地域の課題解決の場)

という3つの目的を持って、運営しています。

コワーキングスペース7Fの運営会社である株式会社コミュニティコムが、もともとは自社運営サイトからインターネット広告やWordPressによるCMS構築を事業として行ってきたもので、IT関連のニーズにも応えられるスペースにもなっています。

IT関係やビジネス書を中心に、2600冊以上の書籍も揃えています。

何か新しい事業やイベント活動などをしたい人はもちろん、ITや街づくり等に興味のある人、その他、郊外型のコワーキングスペースという場所を体験したい人は、ぜひお越しいただければと思います。

皆様とお会いできます機会を楽しみにしています!

 

今回訪問した「OFFICE 7F」さんはこちら!

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【 ホームページ 】http://office7f.com/

【 Facebook 】https://www.facebook.com/office7F


 

written by まさとらん