「 みんくる」を訪問してみた! レンガ調のアットホームな雰囲気に、地元活性化に繋がる仕掛けがある場所!


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新潟県の中央に位置する「三条市」。

包丁やスプーン・鍋などの金属食器に関する工業が盛んで、国内シェアもトップクラスであるこの街に存在するコワーキングスペースが「みんくる」さんです!

まちの交流拠点としても大活躍の「みんくる」さんを管理されているマネージャー代理「田村」さんにインタビューさせて頂きましたのでご紹介致します!

 

「コワーキングスペース」を始められた「きっかけ」とは?

三条市というのは、以前から街作りが盛んな場所で、商店街の活性化に繋がる地域イベントなども多数行っています。

そんな中「まちづくりの拠点を!」「中心市街地に賑わいを!」という機運が高まりました。そこでまちづくり拠点施設を整備する運びになり、空き店舗を活用し商店街と信用金庫とが国の補助金を活用し施設整備することになりました。

このような背景もあり、2013年3月にオープンしまして累計で4万人前後の来訪がありました。

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 現在の場所がスペースの拠点になった理由とは?

元々、このスペースは、米屋の旧家と精米倉庫として使われていた建物に少し増築をして1つの建物としています。

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コワーキングスペースにあたる部分が、昔の精米倉庫として使われていた建物になるのですが、ここはかつて銭湯として使われていた経緯もありまして、レンガ調の一風変わった作りとなっているのが特徴です。

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これは私の直接の上司で、「みんくる」の建物の選定や改修工事の調整など、開店に尽力した
まちなか応援マネージャーの「石本」から聞いた話なのですが、旧家を利用したスペースを考えていた時に、状態の良い建物が意外に少なく困っていたそうです。

複数の物件を見させて頂き、最も状態が良くて空き家となっている建物という条件に当てはまるのが、現在の「みんくる」がある物件でした。

すでに、5~6年程度だれも住んでいない空き家でしたが、耐震補強も含めて少しの補修だけで使えることになったので、非常にラッキーでした。

当初は、精米道具などがいっぱい山積みとなっており、コウモリなどもいるような薄暗い状態でしたが、改修をすることで当時の味わいを残しつつも、オシャレな空間を生み出す結果となりました。

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 現在の「客層」を教えて下さい

現在は、圧倒的に学生の利用が多いですね。

主に、高校生や大学生・専門学生がとても多くて、さらに女性の割合が多いという状況になっています。

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ただ、これには理由がありまして…、現在の料金設定が暫定的ではありますが「学生無料」としている事に起因します。

「みんくる」の付近には、コンビニやファミレスなどのような施設があまり無いので、学生同士で試験勉強などをするためによく訪れてもらっています。

それ以外としては、商店街の方が打ち合わせや会議などに使って頂いたり、地域活動後の打ち上げなどにも利用して頂いていますね。

 

 最初に想定していた事と「違ったなぁ~」と感じる点は?

スペースの運営を始めてから、地元の方から「こんなイベント・企画をやりたい!」という声をよく聞くようになりました。

なかには、このスペース内で結婚披露パーティをしたい!という方までいて、様々な方との繋がりが芽生え始めていると感じています。

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ただ、時々スペースを利用したい人から、「三条市以外の人も使えるんですか…?」という声を聞くケースがあります。

我々としては、それこそ他県の方からでも利用して頂きたいという想いですので、このあたりの誤解を上手く解消できるようにしたいと考えています…。

 

 どのようなイベントを開催していますか?

年に2~3回程度のペースで、地元のバンドによるアコースティックライブを開催しております。

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こちらは、意外にも若者だけでなく地域住民の方にも多数参加を頂いてまして、老若男女問わず好評です。

最初は、参加料を頂いてましたが、2回目からは「投げ銭」方式に変更したことで参加者が増えて来ました。

 

また、街の商店街でお店を運営している人を対象とした「チラシデザインセミナー」も好評です。

こちらは、三条市でプロのデザイナーとして活躍されている方からお声掛けを頂いたことからイベントとして進める事が出来るようになりました。

 

あと、私が以前にマンガ家を少しやっていた経験がありまして、それを活かした「マンガ教室」も毎月開催しております。

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対象は小学生5~6年生で、マンガというよりは「絵を描く」ことに重点を置いてます。子供たちに自由な絵を描いてもらって、私がアドバイスをするというスタイルで進めています。

 

ちなみに、イベントというわけではありませんが、「チャレンジショップ」という試みも実施しています。
これは、「みんくる」内に最大3ヶ月限定で自分のお店を運営できるというもので、いきなり大きな初期投資をせずに「自分のお店を持つ感覚」を疑似体験できます。

今までに、アパレル関連ショップやカバン屋さん、カフェなどを運営して頂いておりまして、この経験を活かして実際に商店街へ店舗を出店されている方も何人か出ております。

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飲食店をされる場合には、調理器具や業務用の冷蔵庫などひと通り揃っているので、すぐにでも開始できるようになっています。

 

訪問してみた感想!

縦に長い大きな空間となっており、コワーキングスペース以外にも無料で利用できる畳の休憩スペースや、作品の展示スペースなどがあります。

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手作りのアクセサリーや小物類などを、この展示スペースに委託販売も出来る仕組みを作っており、地元の方が多数展示しているのを拝見しました。

また、チャレンジショップという取り組みが非常に面白く、若い人が地元の商店街に店舗を出すきっかけとなっているのは素晴らしいと感じました。

ちなみに、無料の地域情報紙も作っておられて、みんくるの情報やエリアマップに地域の食べ物などが掲載されています。

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秋号には、チャレンジショップの経験を活かして、実際に商店街へ店舗を出された「cafe DO*DO」さんのインタビュー記事が掲載されていました。

 

今回、取材させて頂いたマネージャー代理の「田村」さん

【 「みんくる」マネージャー代理の「田村さん」 】

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読者の方へ

皆様こんにちは!

新潟県三条市みんなのまちの交流拠点「みんくる」のマネージャー代理をしています田村と申します。

「みんくる」が誕生して半年が経過しました。

その間、たくさんの方にご来館いただき、そしてたくさんの出会いがありました。その中には「まさかこんなところで!?」というような不思議な出会いもありました。

様々な方達と出会い、交流し、皆様に愛される施設に今なりつつあります。

毎月大小様々なイベントも持ち込まれるようになり、少しづつ着実に「みんくる」が認知されてきているんだなと、最近思うようになりました。

コワーキングスペースは、現在のところ学生利用が殆どですが、今後整備していき、ビジネスマンやノマドの方達にも利用しやすい環境にしていこうと考えています。

まだ誕生したばかりの「みんくる」ですが、今以上に居心地と雰囲気の良い施設にしていきたいと考えています。

どうかお近くにお越しの際は立ち寄ってみて下さいね!

 

 

今回訪問した「みんくる」さんはこちら!

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【 ホームページ 】http://minkurumannaka.blog.fc2.com/

【 Facebook 】https://www.facebook.com/sanjo.mannaka


 

written by まさとらん